2020年09月12日

東京都美術館と三菱一号美術館へ

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東京都美術館で開催中のThe UKIYO-E 2020 ― 日本三大浮世絵コレクション、観てきましたダッシュ(走り出すさま)
minne×The UKIYO-E 2020 ― 日本三大浮世絵コレクション」のコラボ作品で参加中で楽しみにしてたのです(コラボ作品についての記事はこちらこちら)。

刷りの歴史がよくわかりました。イメージ的には『白黒の世界 ⇒ 白黒+朱色の世界 ⇒ 白黒+朱色+黄色・藍色の世界 ⇒ 多色刷りの世界』みたいな…そして藍色はベロ藍という鮮やかなのが効果的に使われてるんだなぁと。調べてみると、ベロ藍は「ベルリンの藍」の事でプルシャン・ブルー、日本では江戸時代に輸入され北斎がいちはやく使ったのだとか。。北斎の作品で濃い藍色だけの版画もあったのですがそれも良かったです。
鈴木春信・喜多川歌麿・歌川広重などの作品が並ぶ中、「岳亭」がくていという方のわりと小さな作品2つがとても魅力的でした。美人画の着物の紋様部分だけがわずかにふくらんでいて素敵なのです。鈴木春信の、雪が立体的になっている表現もいいなぁと思いましたが、岳亭のは細かくたくさんあって。帰り際に図録をみてみましたが、きっと印刷では気付けません。こちらも調べてみると「空摺」からずりという手法で今でいうエンボス加工と同じだそうです。
久しぶりの美術鑑賞にわくわくしながら、歌川豊国の解説で「門人に国芳がいる」というのを読み、くによしの師匠さんの作品かぁと思いながら進んでいくと、とうとう辿り着きました!「里すずめの仮宿」。意外と大きな版画。解説を読むと1845年12月に吉原が火災で焼失したため、仮宅(吉原以外の場所で臨時に営業をすること)というのが存在したと。その絵、なんですねー。それにしても半端ない細かさで。。私は夏休みのほぼ1週間をこの絵に費やすことになりました(1日8H以上)。こんなに密な絵は初めて描きました。凄すぎる。

上野で大満足して今度は東京へ。二重マスク(外側のは姪っ子のお母様のお母様が作ってくださった超可愛くてテンションがあがるマスク)で電車移動し東京駅から三菱一号美術館へ。東京ステーションギャラリーで昨年観た展示等を思い出しつつ(記事はこちらこちら)てくてく。予定より早く着いたので(事前予約制なのでその時間まで待つしかないですよね)庭園をうろうろ。彫刻作品もあるんですね。いつもは館内の窓から何となく庭園をみてたけど知らなかった…今までとは入り口が違ったからこそ気付けたのかも。木陰のベンチに座ろうかな、と思ったら雀さんが木の根元で砂浴びしてるではありませんか!!以前はたまにみかけてました(記事はこちら)が、うーーん久しぶりで超かわいい。
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30分ほど待って時間になり画家が見たこども展へ。少し前に読んだ「絵本のこと話そうか −対談集」で五味太郎さん・黒井健さんが「ボナールが好き」というのが載っていて(どんな作品かな)と思っていたところにテレビのぶらぶら美術で紹介があり、俄然観に行きたくなったのでした。
晩年の「サーカスの馬」とても良かったです。モーリス・ドニ、アルフレド・ミュラーの作品もかっこよかったです。偶然ですが、日本の浮世絵に影響を受けたという解説もあり(余談ですが、先日観た映画「ミッッドナイト・イン・パリ」に、そのあたりの時代の画家がたくさん出てました)参考としての展示も少しあって、ヨーロッパと日本の絵描き同士が影響を受け合っているのがよくわかりました。あと、ヴァロットンの白黒版画は一部写真OKでした↓こちらはパネル
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どちらの美術家も要事前予約(言えば普通の絵入りチケットもらえます)、入り口で消毒をうながされ、三菱一号美術館では検温も一瞬で計れるのですねありましたが、超楽しかったです。
posted by Aya at 11:37| Comment(0) | アート・文化
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